医療と経営について専門の整形外科コンサルコムです。
今回は、患者さんの受け入れ方についてです。
ご参考になれば幸いです。
―ワクチン接種の功名の例
コロナワクチン接種は、８５歳以上から段階的に区切られて
年齢が引き下げられました。
その年の７月からは、供給不足で４０代以下の一部の人で、ワクチン接種を
できず、約半年間近く感染を恐れながら過ごしました。
加えて、クリニックで接種が出来ないために、クレームが入りました。
一方で、親世代の人は、自分の接種の順番になり、代わりに子供へ接種を
何とかさせて欲しいと懇願を受けました。
―命の順番
１つは、平等についてです。
このように感染症は、高齢者にリスクが高いとゆうことで人命に差を設けました。
高齢者を主体にする優先接種になりました。
本来は、国民や市民の権利は、基本は平等で一律です。
生命は、平等のはずが、順位を設けて接種により生命へ不平等が
生じる結果に至りました。
この生命の分配が適切かどうかを、今後の接種のために議論されても良いです。
Ex,基礎疾患、若い世代の接種を優先して、純然にテクノロジーの申し込みに
するなどです。
―若い世代にリスク
２つめは、ウイルスは、動物や人の接触により急激に進化をして
人との感染を防ぐことはできないです。
従って、人を通して接触をすることで感染します。
この為に, 非対面を余儀なくされて移動の制限や、外出の自粛
さらに海外の入国も厳しく規制されました。
この結果、自由の制限を受けて、人と交流することや、旅行に出かけるなど
若い世代の生活を数年間、犠牲にしました。
―高齢化の供給バランス
２０２３年の後期高齢者数の比率は、人口の5人に一人が、後期高齢者です。
２０５５年は、人口4人に一人が、７５歳以上の高齢者になります。
高齢者が、増加すれば介護を担う人も少なく需要と供給のバランスが崩れて
高齢者層の介護が増加します。
―外来の優先度の導入
このように患者さんの中で、若い世代の人にせめて診療の優先度を上げて
欲しいです。
整形外科の診療は、レントゲンなどの撮影に特に時間がかかります。
このタスクを使用する際は、お急ぎの方を先にしました。呼び出しの順を
変更させて戴きますなど一言を付け加えます。
―クリニックの相乗効果
若い世代の就労している人は、仕事上で病院へ受診をする時間が取りにくいため
土曜日にクリニックへ受診をします。
整形外科は、リハビリも導入をしているため高齢の方が多く、満員になります。
また、整形外科の受診の患者さんは、何ヶ月も前からの痛みが続きながら
症状を放置している患者さんが多いです。
―優先度導入のメリット
上記のような理由で受診が、遅れるため早期の段階で、治療を促すことで
回復が早くなります。
また、病院は、非日常の困った時に行くイメージを持ち
かかりやすくなることで、身近で利便性が高く若い世代の増患をします。
若い世代の貴重な時間の取り戻しをして、不要な時間損失を与えないです。
―明日の未来
コロナによる自粛生活で若い世代の犠牲を伴い、ワクチン接種の
劣位順位で、生命の不平等が生じました。
今回のワクチンは、接種をすることで周囲の人も保護をしました。
高齢者の方は、ワクチン接種の優先を受けて、助けられたことを
感じています。
今後、明日の未来を考えて『若い世代にどうぞ』と言える利他の精神が
あると逆境は乗り越えます。
自分を主体にするのではなく、明日のために、例えば、次世代の面倒を
見ることや助けることで、他人の幸福が、自分達の未来に繋がります。
利他的な行動を行い、若い世代に良くすることで最終的には
自分達の利益になります。
既存のルールから、新たな若者世代へ繋ぐ文化をクリニックで
試みて欲しいです。
参照引用
『２０３５年の世界地図』エマニュエル・ドット マルクス・ガブリエル
ジャック・アタリ ブランコ・ミラノビッチ ２０２３年 朝日新聞社
内閣府
Ginza@１２７ (その他)