マネジメントのご提案を行う
整形外科コンサルコムです。
今回は、ティータイムの導入についてです。
ご参考になれば幸いです。
日本の町に、約6万弱のコンビニがあります。
その中で気軽に、ドリップコーヒーを入れてくれます。
ちょっとした活用をすることで、スタッフが喜びます。
※集中力と、クリニックの勤労時間
人の集中力は、概ね90分程度です。
―クリニックの場合
クリニックの外来診療時間は、午前、午後に3時間半で
およそ210分の労働になります。
これは、ハーフマラソン21kmの走行タイムと同等の
エネルギー消費の時間になります。
クリニックで、外来患者さんの対応を行います。
その間に、診療時間内に診察業務が、終わるようにします。
人は、時間経過と伴に集中力が低下して
思考力の低下から判断ミス、入力ミス
接遇の低下、言葉数の少なさ、声のトーンダウンを招きます。
加えて、疲労が蓄積する原因になります。
※福利厚生とは
―日米の福利厚生
アメリカの場合
1930年代 大恐慌時代に激しい労働者不足の対処に加えて
優秀な人材を確保するために、充実した福利厚生を導入して
従業員やその家族が、健康や生活向上を維持する
取り組みとして発祥しました。
日本の場合
1890年代 食事の提供、米の販売、労働災害共済会の
医療給付など従業員の福祉を目的として
保護を行うために企業が、給付をしました。
日米で、非出でた人材確保の目的と、一方は、貧しさ救済保護目的の
制度に企業の着目点が異なります。
―福利厚生の例
健康保険、社会保険、厚生年金、雇用保険、産休、育休、慶弔休暇
リフレッシュ休暇、通勤手当、ランチサポートなど多岐に有ります。
―クリニックで、コンビニ活用をします。
整形外科は、診療時間の外来数が多く、一人の患者さんに対して
受付、診察、レントゲン、処置、リハビリ、会計と工程が多く
スタッフの協力と連携が必要な診療科です。
スタッフが、疲労をしている時など
例えば、声のトーンや、表情が暗くなった時は
交代で、カフェタイムを入れます。
外来の手隙の時間に簡単にオーダーを取り
少しでも、リフレッシュの時間を入れます。
―オーダーの聞き方
ホット、アイス
コーヒー、紅茶
これだけで、会話は成立します。
人数にプラスして、先生を入れ数量を確定します。
業務で持ち場の少ない人か、手隙のスタッフが
近くのコンビニへ行きます。
―スタッフのメリット
いつでも気軽に、リフレッシュ効果を得られます。
働く中で、伴に時間を共有しているメンバーと
仲間意識を保もてます。
クリニックから差し入れに対して、心使いに温まります。
留意点
休憩に入る時は、必ず同僚に声をかけます。
また、自分が業務途中の場合は、必ず引き継ぎをします。
―クリニックのメリット
スタッフの生産性向上、集中力の持続と、スタッフの仲間意識と
連帯感が生まれます。
支払う側の費用の負担が少なく、簡単にコミュニケーションが
図れます。
加えて、業務に対して癒しの時間に繋がります。
手短にあるコンビニカフェを活用して
スタッフが共有する時間を作り、和やかな職場になります。
休息後は、集中力が高まり、疲労感が軽減してリフレッシュし
業務が捗ります。
また、スタッフの表情が和らぎ、雰囲気が穏やかになります。
福利厚生は、難しく考えずスタッフが喜ぶ身近なことで
十分です。
頑張っているスタッフさんを応援してください。
参照引用
レファレンス共同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000136551
STS Career
https://stscareer.com/employeebenefit/
NISSAY Business INSIGHT
Ginza@137(組織) 福利厚生
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