こんにちは。コンサルコムです。
Case 4 資金繰りの続きです。
クリニックで、資金繰りが上手くいかなかった場合に
銀行との間で、いくつかの方法があります。
1 銀行から、運転資金として融資を受ける
運転資金は、主に支払いに充当します。
また、資金繰りが不足する場合には、補充に当てます。
通常の返済期間は5年〜7年です。
この時点で、早めにコンサルタントにご相談ください。
理由は、クリニックの中で悩まずに済みます。
2 融資を一本化する
返済額が多い場合、融資を纏めて一本化して
毎月の負担額の軽減をします。
返済額は、軽減しますが、毎月の手元の現金が数ヶ月後に
消失をしてしまいます。
このため、融資の額を増額して上乗せを行い、借り換えの一本化を図ります。
借り換えをして手元に現金を残すことが出来るため
返済が可能になります。
返済期間は、通常10年で、保証付きの場合は15年です。
3 リスケジュールをする
資金繰りが、返済で上手くいかない場合に
既存の融資に対して、返済の猶予や減額交渉を行います。
猶予期間は、だいたい6か月から1年です。
返済を戻せるほど、利益が上がるようにして、
リスケジュール調整を銀行にお願いをします。
返済の猶予や減額交渉のリスケジュールをすることで、
資金が回ることになります。
この様な方法が、幾つかあります。
財務の状況によりますが、かつ選択と判断をするのは、
実際、経営者になります。
参考までに、
キャッシュフローとは= 当期利益 + 減価償却費
“資金とは、水と一緒です。
時に氷になり、また水蒸気として消えてしまいます。
資金もまた、債権や証券として、さらに不動産や、現金になります。
実態が掴めないために、時折でフローの状況が変化します。“
上記のようなケースもあります。
自院の資金状況を、把握しておくことをお勧めします。
参照引用
日本政策金融公庫
https://samurai-law.com/yushi/kinyu40/
参考文献
『銀行からの完全融資 完全マニュアル』 2021年 川北英貴 すばる舎
Ginza@82(経営)
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