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  • 整形コンサルコム

春に行う


医療と経営について専門の整形外科コンサルコムです。

今回は、保険適用以外の費用についてです。

ご参考になれば幸いです。



―導入理由

春先は、診療報酬の改定があります。

患者さんは、窓口で医療費の支払いについて概ね理解を示します。

従って、診療費の変動について説明もしやすい時です。


一方で、整形外科は、保険請求をしない医療費の一部が、発生します。

従って、その分は、患者さんに請求をします。


開業時当初から、価格がそのままの場合が多いです。

物価高に対応をするために、請求コストの見直しを図ってみてください。




―保険を使わない対象品

処置の品

例えば、コルセット以外の市販の腰のバストバンド代、膝、肘の関節サポーター代

頚椎カラー代や三角布などです。

これらは、主に骨折や捻挫などの際に固定をするために使用します。

松葉杖は、貸し出しを行います。

日ごとにレンタル料を戴く場合、または、一時金として預かり金を戴く

場合もあります。

一方で、期間が過ぎても返却のない場合に、貸し出しノートを作成して

返却のない場合は、連絡を行うと良いです。



事務

CT,MRIの画像フィルムのコピー代、各文書代、診断書作成、電話代

フュイルムの貸し出しの際に郵送代などあります。


患者さんの治療や状況により、必要な物品が変わります。

万全な診療を行うためには、必須のアイテムです。




整形外科は、通院期間が長いために特に文書が多く発生します。

この理由は、勤務先や保険会社、各機関へ診断書などは

診療と直接に関係がないため保険の適応が出来ないので

患者さんへ請求を行います。


保険会社により多様な書式で、やり取りが多く手間暇がかかります。

また、患者さんからタクシーの要望や、架電など患者さん側の要望もあります。




―見直しのメリット

日常のルーティンで、診療請求の改定以外については、顧みる機会がなく

開業当初に導入のままで、見直しをせずに請求を行う場合が多いです。


また、整形外科のクリニックにより、患者さんへの費用の負担の品目が違い

請求額は、一律の定義がなくそれぞれです。

従って、余り知られていないです。



クリニックの収入に関しては、窓口で患者さんに支払いを戴き

医療保険の以外の費用分の見直しを図ることで、収益になります。


受付は、患者さんに価格の見直しをして改定をしたことを

きちんと患者さんに説明をします。



この価格改正について上手く伝えるのは、年度代わりで医療保険の改正が

行われる春シーズンです。


本来は、先生が、患者さんへ治療をするために生じた費用です。





参照引用

厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000110785.pdf

日本医師会

Ginza@126 (事務)

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