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整形コンサルコム

救命とファーストエイド


院内で転倒や、患者さんの容態の急変の時、また偶発的な震災、風水害などの時に

自主救護をします。

お役立てください。

 

 

―バイスタンダードとは

その場に居合わせた人が、119番通報とAEDの確保を依頼する指示を行います。

 

―救命の目的

  生命を救うこと

  病気を現状以上に悪化させないこと

  頑張ってください。直ぐに救急車が来ます。など励ましの言葉をかけます。

 

―AEDの扱い

AEDは、電気ショックを与えることで、本来の心臓のリズムを回復させる医療機器です。

AEDの扱いは、医療従事者に任せます。不在の場合は、自分で行います。

  1 電源をONに入れます

  2 電極パットを貼ったままにします。

  3 傷病者に周囲の人は、触れないようにします。

  4 電気ショックのボタンを押します。

 

※     胸骨圧迫を30回  1分間に100〜120回のペースで行います。

   人口呼吸を2回

   上記を繰り返します。

 

 

胸骨圧迫は、十分な強さと、十分な速さで絶え間なく圧迫をします。

人口呼吸は、気道確保をして鼻をつまみます。

口の空気が漏れないよう全て覆います。

胸の上がり方が見える程度、2回息を吹き込みます。

 

 

―留意点

  自身は、マスクを正しく装着します。

  窓を開けて空気の換気をします。

  ハンカチ、マスクで傷病者の顔を覆います。

  現状は、コロナ感染の疑いと見なして人口呼吸は、近親者以外は行わずに

  胸骨圧迫をずっと続けます。

  AEDを使用します。

  

 

―交代の目安

救急隊員と交代をします。

何らかの反応やしぐさが表れた時

普段とおりの呼吸を始めた時は中止をします。

 

―救命後

石鹸で手と顔を十分に洗います。

アルコール入り消毒液で手を消毒します。

使用したハンカチ等は、破棄します。

 

―バイスタンダーの解釈と行動

善意で対処をした行為に対しては、責任は問われないと考えられます。

また、AEDの使用も医師法の違反にはならないです。

 

救急の現場に居合わせた時は、ためらわず、勇気を持って実施します。

理由は、傷病者の生命が、居合わせたあなたのとっさの行動と善意に託されています。

 

 

―ファーストエイドの考え

救命処置以外の応急手当として用いられます。

最初の行動者で、人命を守り、苦痛を和らげます。

また、ケガや病気の悪化を防ぎ回復を促します。

救急隊が到着するまでの間は、対応をします。

 

Ex, ショック、やけど、熱中症、アナフィラキシーなど

 

―体位への配慮

  衣類、ベルトを緩める

  毛布などで、保温をする

  傷病者の希望する楽な姿勢にする

  これらの対応で、苦痛を和らげて、症状の悪化を防ぎ軽減をします。

 

 

―クリニックの研修

インシデントは、偶発的に起こります。

スタッフは、緊急時に冷静さを見失いがちになります。考えたり人に聞いたりする

時間はないです。

緊急時の対応が取れるように、トレーニングを年1回行います。

スタッフが、臨機応変に行動出来るように、非常用のマニュアルを作り実技をします。

 

特に医療従事者が、AEDを駆使してサジェション出来るように日頃から

練習をします。

 

 

 

 

 

参照引用

『上級救命再講習テキスト』令和4年 (公)東京防災救急協会救急事業本部

 

 

Ginza@144(医療) 救命とファーストエイド 

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表題のタイトルをクリニック戴くと内容に入ります。 リハビリ専門職の賃金は、20年間変わらない状況でした。低い処遇下にあり 適度な評価を受けていなかったからです。

インシデントの予防

インシデントの発生は、勤務年数が、1年未満が3割を占めます。インシデントが起こる時間は、午前は、10時〜11時頃か、夕方4時頃です。ミスを防ぐには、ダブルチェックを行います。名前と顔を連動させます。困った時に、誰に指示を仰げば良いかを決めておきます。院内のレベルを上げます。

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