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  • 整形コンサルコム

攻めのワクチン接種

新型コロナワクチン接種医療機関として、

整形外科でご対応されているクリニックにお役だてください。

ワクチンの取り扱い方と事前予約が必要です。



特徴と留意点 

『mRNAを直接体内に接種して、抗原タンパク質を作り出します。

 とても不安定な物質なため、安全性を確保し超低温で保管します』



ファイザー製の場合は、4倍に希釈します。


ワクチン量         0、45mℓ

生食水           1、8mℓ

合わせて          2、25mℓ 

一人の接種量        0、3mℓ




A  手順と留意点


1 受付  問診票、検温、身分証明書の確認をする

      再度、既往症、留意事項、同意の欄の確認を行う


2 医師   事前に問診を行う


3 看護師  注射液 人数分を纏めてトレーに準備をする


4 医師   接種 6名 


5 事務  シリアルナンバー貼布して接種票を渡す

      患者さんへ退出時間を伝達する /15分〜

6 その他 接種後に患者さんの容態を確認する。

      ショック時の血圧剤、点滴と休息用ベッド用意をする

      ショック時の初動対応の手順を行う



7 接種後のアフターフォロー

  区市中の中核病院が、受け入れ体制の指定病院になっています。

  区市町村で、何処が受け入れ先病院か、事前に調べておくことをお勧めします。



8 緊急時のワクチン予防接種関連の問い合わせ先を 

  一覧表にしておくと、現場の混乱は少ないです。




B  チェックリスト


ナース 

    ラベリングを行う

    冷凍の場合  保存期間、解凍時間について

    冷蔵の場合  保存期間について

    希釈した場合 有効時間について



    事前の取扱い研修を行う

    希釈の手順 

    注射液取扱い留意点、ビデオ研修、実技のシュミレーションを行う

    当日の準備品の確認をする

    残量の保管及び処分の仕方

    消毒/手袋/シリンジ等の廃棄の扱い




受付

   予約人数を確認する

   接種時間を確認する

   ワクチン注文日

   ワクチン納入日

   キャンセルの場合の対応について

   接種場所を準備する

   受付で注意事項 検温、身分証明書、同意欄を確認する

   接種後 待ち時間を伝達、シリアルナンバー貼布を確認する

   体調急変時の手順と対応、緊急連絡先の確認をする




予約専用の電話受付、予約と発注との担当者が1名いると助かります。



接種の勉強会、手順の練習や人数の把握をして

事前にシュミレーションを行うと効率的な接種になります。

今回は、医師とナース、受付の連携がキーポイントです。




患者さんが、早く健全な日常生活が過ごせるように

医療が、社会貢献が出来れば幸いです。







参照引用

厚生労働省 ファイザーワクチン

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000726454.pdf





@Shirogane 77(医療)

   

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