我々の第一の責務は、我々の医療サービスを使用してくれる患者
医師、看護師、事務、アシスタントをはじめとする
すべての顧客に対するものであると確信する。
顧客一人ひとりのニーズに応えるにあたり、我々の行うすべての活動は
質的に高い水準のものでなければならない。
我々は価値を提供し、患者さんが満足を出来るように常に努力を
しなければならない。
患者さまの要望には、迅速、かつ正確に応じなければならない。
我々のビジネスパートナーには、適正な利益をあげる機会を
提供しなければならない。
我々の第二の責任は、共に働く全職員に対するものである。
職員一人ひとりが個人として尊重され、受け入れられる職場環境を
提供しなければならない。
職員の多様性と尊厳が尊重され、その価値が認められなければならない。
職員は安心して仕事に従事できなければならず
仕事を通して目的意識と達成感を得られなければならない。
待遇は公正かつ適切でなければならず、働く環境は清潔で、
整理整頓され、かつ安全でなければならない。
職員の健康と幸福を支援し、職員が家族に対する責任および
個人としての責任を果たすことができるよう、配慮しなければならない。
職員の提案、苦情が自由にできる環境でなければならない。
能力のある人々には、雇用、能力開発および昇進の機会を平等に
与えなければならない。
我々は卓越した能力を持つリーダーを任命しなければならない。
そして、その行動は公正、道義にかなったものでなければならない。
我々の第三の責務は、我々が生活をし、働いている地域社会
更には全ての共同社会に対するものである。
多くの場所で、医療を身近で充実したもののにし
人々がより健康でいられるように支援をしなければならない。
我々は、良き市民として、有益に貢献し、健康の増進、改善に寄与し
適切な租税を負担しなければならない。
我々が使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に
努めなければならない。
我々の第四の、そして最後の責務は、医院に対するものである。
事業は健全な利益を生まなければならない。
我々は新しい考えを試さなければならない。
将来に向けた投資がなされ、失敗は補わなければならない。
新しい設備を購入し、施設を整備しなければならない。
逆境の時に備えて蓄積を行なわなければならない。
これらすべての原則が実行されてはじめて、職員は正当な報酬を
享受することができるものと確信する。
今から約80年前に、経営理念を定義した内容です。
クリニックは、有資格者が多く立場上から
主張の違いも時に生じます。
職場のスタッフ形成として、ご参考ください。
参考引用
ジョンソン.エンド.ジョンソン
1943年 我が信条(Our Credo)行動規範
Ginza@95(組織)
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