今回は、来院患者さんの増患の仕方について
お伝えします。
クリニックの外来にお役だてください。
1 理念の共有をする
クリニックの方針や理念、先生の治療方針や考えが
スタッフや部下に共有されているか
スタッフ全員で、再認識をします。
2 問題を把握する
患者さんが、通院を離脱する理由を考察する。
外部要因 コロナの感染拡大や、気候条件などによる場合
内的要因 個人的な理由や、家庭の生活状況など
通院が、負担になる場合を考慮する。
3 クリニック側の問題
全体の知識、技術、経験をレベルアップして
コミュニケーションの能力を上げる。
また、定期的に通院すること、投薬の必要性を伝えて
スタッフの不適切な対応や、態度は改めるようする。
4 コミットメントをする
患者さんの治療目的を明確にして
QOLの改善を図り、不調の回復を行う。
患者さんと、スタッフが互いに目的を理解して
お互いに、治療内容の共有を行う。
5 外来時にフォローアップする
治療が、中断しないように声掛けをする。
患者さんを励ますため、肯定的な対応を行う。
6 お互いの信頼を築く
患者さんとスタッフが一緒になり、離脱しない仕組みを作る。
スタッフ全員で、患者さんの状態を把握する。
コミットメントは、深入りしないこと。
患者さんの状態により、過去の経験や性格を尊重して
また、プライバシーは、入り過ぎないように留意する。
―整形外科クリニックの認知度
生命に関して、緊急度会いは低いため
救急を要さない患者さんが多く
また、短期的な病状の経過より、日常生活の支障や
老化などで、慢性的な症状になりやすい。
従って、慢性疾患で継続的な治療をする場合は
患者さん側に意思を委ねる。
また、治療中断をしないように仕組み作りをする。
―留意点
治療の提案をした場合、患者さんに取り
不適切に映る場合もあります。
従って、患者さん本人の意思が重要になり
互いの信頼関係で、治療の受け入れが可能になります。
また、患者さんに対しては、分け隔てなく平等に接する。
患者さんとの関係を構築して、訪れやすいクリニックに
しましょう。
参考文献引用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itetsu/26/0/26_KJ00006717921/_pdf
Ginza@99(その他)
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