どのようにすれば、スタッフ運営が上手く行くか
クリニックで思案される先生も多いと存じます。
そんな時に、ご参考ください。
2つの事象
ペニシリンについて
1928年 アレクサンダー.フレミングは
ブドウ球菌の研究中にバクテリアに
ペトリ皿に覆いを付けず、出したままでした。
皿の中は、予想外のカビが生えていて
ブドウ球菌が消滅していました。
カビは、ペニシリンでした。
ペニシリンの効用は、オックスフォードの
チームの研究の発展で、現在の殺菌感染に
抗生剤として寄与しました。
次にスティーブ.ジョブスです。
S.ジョブスは、今世紀、様々な日常製品の
リニューアルをして利便性を追求しました。
クリエイターとして異才を放つ一方で、
彼の一番の困難だったのは、どうやって正しいメンバーを
作りチームを固めて行くかでした。
このように成功や発展を収める場合に
チームや組織の中に重要性があります。
組織は、変化を受け入れ方がリスクは少なくて
様々な形態のものや、組織は、時間と共に衰退して行きます。
理由は、業務のパターン化をしてしまうことで
現状維持の方向で、新たなことを受け入れずに
破綻を招きます。
全体のパフォーマンスを高くするための
具体的な方法
1 メンバーの間で、働く意義を共有して
一人ひとりの意見が、重要なことを伝えます。
2 例えば、失敗をした時には、率直に発言をして受け入れます。
失敗を責めるのではなく、自分の意見や発言の機会を促します。
3 建設的な意見にします。
どうしたら助けることが出来るのか考えて
全体の意見を聞きます。
医療は、指示系統から、縦割りの社会です
川下の意見を聞き、改善を図ります。
また、お互いの弱みを伝えることで信頼関係を育みます。
結果
各自の自主性を認めることで、職場の幸福度が上がります。
さらに、個人の自律を育むため、職場の離職率の低下して
仕事に対して満足度が高くなります。
加えて、不満などマイナスの感情も抱きにくいです。
失敗を共有する組織の場合、新しいアイディアを受け入れて
成功率も高くなります。
従って、お互いの関心や情報を共有することから
質の高い人間関係や組織に繋がります。
2022年 『セレンディピティ』クリスチャン.ブッシュ 東洋経済新報社
ペニシリンの発見
http://www.med.akita-u.ac.jp/~doubutu/gijutubu/AMP/Penicillin.html
Ginza@98(組織)
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