こんにちは
コンサルコムです。
皆さまの医療機関では、コロナ感染症による
制度融資を受けていますか。
主に、政府系融資と、民間の信用保証付き融資制度があります
例えば、銀行から融資を受ける際に
銀行が、単体で引き受けるのではなく
保証協会や、金融公庫などでリスクカバーをします
これを制度融資と言います。
A 制度融資
コロナ感染症による制度融資は、猶予期間が設定されていて
数年間は、利息のみの支払いです
ですから、融資を受けても負担が軽減されます。
一方で、数年後に元金の返済を行います
この返済部分にあたるキャッシュが、手元に残っているかどうかです。
B クリニック
コロナ感染症の影響により、来院患者さんが減少しました
そのため、社会保証制度のセーフティネットで
返済期間の猶予が設定されました。
間もなく、返済猶予の期間が終わりに近づきます
患者数が、コロナ感染症の以前ように医療収入が回復していれば
返済が行えるので心配は不要です。
一方、返済する場合は、手持ちの余裕がないと苦労をします
好成長して盛業クリニックな場合、銀行から再度の支援を受けます
今後、更に追加を希望する場合は、新たに追加融資は厳しくなります。
このために、手元のキャッシュを増やすために
医療収入を増やすように取り組んでください。
理由
1 今後の社会情勢は変わらず、感染症は暫く終息しないこと
2 コロナ感染症の拡大の影響から
患者さんは、早々に戻らないこと
3 日常生活で外出の機会が激減して、突発的な事象
ケガ、外傷など起こりにくいこと
日常生活が思うように図れない中で、患者さんが
自由に来院する機会が減少したことが理由です。
コロナ感染症により免除されたのは、支払い期間です
返済は、クリニックに大きな負担になります。
返済の猶予期間が、比較的に短期間の2、3年で設定されていて
終息の見通しの立たない中で、返済時期は到来します。
据え置き期間が短いため、早めに対処を行い
負担を軽減することです。
診療報酬から、返済のメドを立てて、キャッシュ余剰を作れるように
診療に取り組んでみてください。
参考引用
経済産業省
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
Ginza@86(経営)
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